「ピラミッドの上のコンビニおむすび」感想(マキさん)

かっこちゃん皆さん、こんにちは!マキです!
かっこちゃん、新しい本、「ピラミッドの上のコンビニおにぎり」読みました!
AKIRAさんが、「ストーン オブ ブレイブハート」のお話をされた辺りで、涙が溢れました。

昔から、インディアンのおじいさんの語る言葉を書いた本や、自分の命を犠牲にしてみんなを救う人の話には、滅法弱くて、やたらに泣いていた私ですが、「ストーンオブ ブレイブハート」には、心の底からグッと来ました。
宮部みゆきさんの小説「ブレイブストーリー」では、親が離婚してしまい、何だか罠をかけてくるように理不尽なお父さんや、心の弱いお母さんとの狭間で悩む少年が、だんだん勇気を持っていく姿がファンタジーで書かれますが、あの話も大好きなのです。泣けます。
漫画の「ソウルイーター」では、怖い怖い闇に、ただ勇気だけで立ち向かっていく女の子が書かれます。泣けます。

「金色のガッシュ!」も、弱い弱い小さい子供が、怖い戦いを乗り越えて、愛と勇気で戦いの無い国を作るために王様になるのです。号泣です。
プリキュアシリーズも、マリに見せるために録画してるのに、私が泣いちゃってます。
愛と勇気だけで、自分の弱さに直面しながら戦う女の子たちが、どうにも泣けるのです。
ドラクエ。勇者。と聞くだけで泣けます。

私の好きなものはみんな、「勇気の物語」なのだと言うことに気付きます。
怖い、怖いものに、強いから、立ち向かっていくのではない。
何の力も無くても、何も出来なくても、怖くても、おしっこチビりながらでも、カッコ悪くても。
勇気だけで向かい、そうして必死によきものを求めていく姿に涙が出るのでした。
「勇気。ブレイブ」という言葉には、私の心を根底から揺さぶる、何かの意味と力があります。それは小さい頃からずっとそうでした。
そうしてずっと「勇気の物語」を求め、見つけて読み繋いで来ました。
「勇気の物語」では、どんなヘッポコな人も、勇気で輝くのでした。
それが魔王を倒すような、壮大なことでは無くても。どんな小さなことでも。
「はじめてのおつかい」で、お姉ちゃんが小さい弟を庇って、帰りまで泣かないで頑張ったということでも。全部涙が出て、輝く、「勇気の物語」なのでした。

だから、障害の子供たちが「魂の勇者」なのだと言われた時に、もう、すべてが肯定されて、ドラクエの勇者が、最初は弱いモンスターにもボッコボコにされて全滅したりしながら、だんだん強くなって行く。その旅とおんなじなのだと言うような気がして、すべての困難は、勇気の物語の旅なのだと、そう感じた時に涙が溢れたのでした。

みなさんの言葉のすべてが、とても深い、心に感じ入る、素晴らしい対談でした。
どうしてそういうことを「わかって」いらっしゃるのかなあ、皆さん。

元々の魂の知恵を、取り出しやすいひと、取り出しにくい人がいるのか、背負う石の大きさが違うのか。凄いなあ。としみじみ思うのと同時に、私が体験で得たものと、繋がっていくのもまた確かで、体験で得たものと、偉い人、凄い人が知っていることも、また同じ。
人の「魂の知恵」の根本が同じものなのだろうと感じるのと、凡夫は苦労して体験で得て行くしか無いんだね!と、思ったのもまた同時なのでありました。

どこかにある、真実のお話を、みんな本当は知っていて必要性に応じて、「魂の知恵」を、少しずつ取り出しながら、生きていくものなのでしょうか。
必要性が薄ければ、なかなか取り出せない。
そうして必死に答えを求めた時に、そのヒントを得ることができる。
そんなように感じて、生きています。
だから、やっぱり毎日を頑張ります!

そんな勇気が出る、素敵な本をありがとうございます!

マキ

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